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文化情報学部 身体メディア研究室が、大阪・関西万博にて
「ハロー!おもてなし アバタープロジェクト」を出展しました

2025.09.05

【出展報告】

―ホスピタルジュニアの「リモートおもてなし」を文化情報学部生がサポート―

2025年8月22日(金)、大阪・関西万博ヘルスケアパビリオン前のリボーンステージで開催された公式プログラム「Hello! おもてなしジュニア」において、文化情報学部 身体メディア研究室(阪田真己子教授)のゼミ生が「ハロー!おもてなし アバタープロジェクト」を出展しました。
本プロジェクトは、神戸大学医学部附属病院小児病棟(以下:小児医療センター)に長期入院している子どもたち(ホスピタルジュニア)が、アバターを通じて万博にリモート参加し、来場者を“ホスト”としておもてなしする取り組みです。

来場者と記念撮影

当日は、ホスピタルジュニアが自らデザインしたアバターで登場し、来場者に声をかけたり、記念撮影を行ったりして交流しました。また、大学院生の笠原千聖さん(博士後期課程1年)が司会を務め、大阪府警の警察官と大型モニタに映し出されたホスピタルジュニアアバターによる「安心・安全教室」を実施しました。

プログラムの締めくくりには、会場全体でのよさこい総踊りにあわせ、ホスピタルジュニアのアバターと参加者が一緒に踊り、会場も病棟も大いに盛り上がりました。

学生は、万博会場と小児医療センターの双方に分かれて「リモートおもてなし」の運営を行い、ホスピタルジュニアの挑戦を支えました。

今後も、身体メディア研究室では、テクノロジーを通じて新しい身体性の可能性を探求し、その成果を社会還元して参ります。

ハロー!おもてなし アバタープロジェクト
(公式プログラム「「Hello! おもてなしジュニア」)
同志社大学文化情報学部身体メディア研究室
(技術協力:文化情報学部ソーシャルロボティクス研究室、
      関西学院大学工学部山本研究室)

 

【関連記事】
WEBニュースで取り上げていただきました。
神戸の病室からアバターで万博へ ホスピタルジュニアが海外ゲストをおもてなし(週刊大阪日日新聞) – Yahoo!ニュース

 

大阪府警の警察官と安心安全教室
よさこい総踊り









































【実施概要】
日程:2025 年8月22日(金) 13:00〜16:00(12:50〜オープニングイベント開始)
会場:大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」 リボーンステージ
主催: Hello!おもてなしジュニア実行委員会(会長:公益財団法人 大阪観光局 溝畑宏理事長)
実施協力:神戸大学医学部附属病院小児医療センター/同志社大学/追手門学院大学/国際電気通信基礎技術研究所/ヴイストン株式会社/関西学院大学
運営事務局: 公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会