科目概要(2024年度以降生)
culture
and
information
science
カリキュラム表
必修科目
本学部の分野横断型、探究型の学びのコアとなる科目です。1、2年次で履修する「文化情報学1〜4」では「文化情報学」の理念、学び、最新の研究動向などに触れ、分野融合の可能性について考察します。3年次以降は1、2年次までの学びをいかし、探究型の研究活動に入ります。4年次の「リサーチ・プロジェクト」では文化情報学の学びの集大成としての分野横断型研究を行います。
文化情報学専門科目
文化科学系科目群
研究対象となる文化現象とその本質について学ぶ科目です。人の営みすべてを「文化」として捉え、その本質について様々な概念、知見を習得します。
データ科学系科目群
文化を解析するために必要なデータ科学の知識・技能を習得する科目です。データ科学に関する実践的で高度な内容を学びます。
先端・融合系科目群
既存の学問分野を融合することによって成立する文化情報学に関わる最先端の研究動向や学融合的な応用理論を扱います。
文化情報学教養科目
文化科学系教養科目群
文化情報学の学びに多様性を持たせるために、文化に関わる実践知や日々変化する科学技術や社会・文化における様々な課題について学ぶ教養科目です。
データ科学系教養科目群
現代の「読み書きそろばん」と言われる数理・データサイエンス・AIのリテラシーを身に付ける教養科目です。*
*文化情報学部では、同志社データサイエンス・AI教育プログラム(DDASH)のリテラシーレベル(DDASH-L)の取得を必須としています。DDASH-Lは、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」認定プログラムです。
カリキュラムのポイント
POINT 1
文理の垣根を越えたカリキュラム
文理融合的な学びを実現するためには、いずれかに偏ることなく知識やスキルを得る必要があります。本学部では、文化情報学専門科目として文化科学系、データ科学系、先端・融合系という3つの科目群を提供し、入門から発展の縦方向、多様な分野を意識した横方向の学びを展開します。
POINT 2
4年間を自分でデザインできる
多様な文化情報学の学びを興味・関心に応じて自分自身でデザインできるよう、必修科目数を極力抑えたカリキュラムとしています。1・2年次に幅広い学問分野の入門科目を履修するなか、自分の興味・関心を明確にした上で、3年次以降の発展科目の学びにつなげていきます。
POINT 3
グループで取り組む探究型の学び
ジョイント・リサーチでは、様々な文理融合的なテーマに沿ってクラスが編成されています。関連した知識やスキルの習得を行うだけでなく、グループ単位で一から探究型プロジェクトに取り組んでいきます。知的な作業を進める中でのコミュニケーションを通して、物事に対する多様な視点を身につけることができます。
POINT 4
学生と教員が同じ目標に向かって共同作業
本学部では学生を教育機関の利用者ではなく、研究機関の一員と捉えて、学生と教員が共に同じ目標に向かって研究活動を進めています。各種の講義・演習科目やジョイント・リサーチで多角的な視点を養い、3年次秋学期の研究室配属後は、文化情報学の学びの総括となる研究活動を行います。