科目概要(2024年度以降生)
culture
and
information
science
カリキュラム表
1年次春 | 1年次秋 | 2年次春 | 2年次秋 | 3年次春 | 3年次秋 | 4年次春 | 4年次秋 | 卒業要件 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
必修科目 (20) | 文化情報学1 | 文化情報学2 | 文化情報学3 | 文化情報学4 | ジョイント・ リサーチ | リサーチ・ セミナー | リサーチ・ プロジェクトⅠ | リサーチ・ プロジェクトⅡ | 20単位 | 合計 124単位 以上 | ||
文化情報学 専門科目 (50以上) | A群 (文化科学系 科目群) (12以上) | –現代文化概論 –美術史学 –ことばと文化 –世界の諸言語 –文化論入門 | –文献講読 –文化・社会人類学 –ことばの科学 –認知科学入門 –社会調査入門 | –コーパス言語学 –言語研究の方法1 –言語類型論 –計量社会学 | –図像学 –統辞論 –比較文化論 –身体メディア論 | 12単位 以上 | 50単位 以上 | |||||
B群 (データ科学系 科目群) (12以上) | –統計学入門 –離散数学入門 –数理モデル入門 –プログラミング入門 | –統計学 –統計学演習 –線形代数 –コンピュータ概論 –プログラミング基礎 | –多変量解析 –多変量解析演習 –微分積分 –プログラミング応用 | –機械学習基礎 –離散数学 –確率解析 –最適化法 –情報セキュリティ –アルゴリズムとデータ構造 | –機械学習応用 –数理統計 –数理モデル –情報理論 –情報アクセス技術 | –ベイズ統計 –因果推論 –時系列解析 –数値シミュレーション –データベースシステム –インターネット技術 | 12単位 以上 | |||||
C群 (先端・融合系 科目群) (12以上) | –文化の計量分析入門 –身体論5.0 –社会システム論 –AI・情報倫理 | –デジタル・ヒストリー入門 | –文献解析 –デジタル・ヒストリー概説 –時空間情報科学 –社会調査法 –認知情報学 | –計量文化解析 –映像情報解析論 –言語研究の方法2 –会話情報学 –情報グラフィックス論 –社会調査演習 | –先端文化情報学1 –言語と脳科学 –行動データ科学実習 –ヒューマンコンピュータインタラクション | –先端文化情報学2 | 12単位 以上 | |||||
文化情報学 教養科目 (32以上) | D群(18以上) | 文化科学系教養科目群 (文化情報学トピックス科目、クリエイティブ・ジャパン科目) | 6単位 以上 | 32単位 以上 | ||||||||
E群(4以上) | データ科学系教養科目群 (同志社データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)構成科目) | 6単位 以上 | ||||||||||
F群 | 一般教養科目群 (全学共通教養教育科目(クリエイティブ・ジャパン科目、同志社データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)構成科目、外国語教育科目を除く)) | 14単位 以上 | ||||||||||
外国語教育科目、免許・資格科目等(12以上) | 12単位以上 |
必修科目
本学部の分野横断型、探究型の学びのコアとなる科目です。1、2年次で履修する「文化情報学1〜4」では「文化情報学」の理念、学び、最新の研究動向などに触れ、分野融合の可能性について考察します。3年次以降は1、2年次までの学びをいかし、探究型の研究活動に入ります。4年次の「リサーチ・プロジェクト」では文化情報学の学びの集大成としての分野横断型研究を行います。
文化情報学専門科目
文化科学系科目群
研究対象となる文化現象とその本質について学ぶ科目です。人の営みすべてを「文化」として捉え、その本質について様々な概念、知見を習得します。
データ科学系科目群
文化を解析するために必要なデータ科学の知識・技能を習得する科目です。データ科学に関する実践的で高度な内容を学びます。
先端・融合系科目群
既存の学問分野を融合することによって成立する文化情報学に関わる最先端の研究動向や学融合的な応用理論を扱います。
文化情報学教養科目
文化科学系教養科目群
文化情報学の学びに多様性を持たせるために、文化に関わる実践知や日々変化する科学技術や社会・文化における様々な課題について学ぶ教養科目です。
データ科学系教養科目群
現代の「読み書きそろばん」と言われる数理・データサイエンス・AIのリテラシーを身に付ける教養科目です。*
*文化情報学部では、同志社データサイエンス・AI教育プログラム(DDASH)のリテラシーレベル(DDASH-L)の取得を必須としています。DDASH-Lは、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」認定プログラムです。
カリキュラムのポイント
POINT 1
文理の垣根を越えたカリキュラム
文理融合的な学びを実現するためには、いずれかに偏ることなく知識やスキルを得る必要があります。本学部では、文化情報学専門科目として文化科学系、データ科学系、先端・融合系という3つの科目群を提供し、入門から発展の縦方向、多様な分野を意識した横方向の学びを展開します。
POINT 2
4年間を自分でデザインできる
多様な文化情報学の学びを興味・関心に応じて自分自身でデザインできるよう、必修科目数を極力抑えたカリキュラムとしています。1・2年次に幅広い学問分野の入門科目を履修するなか、自分の興味・関心を明確にした上で、3年次以降の発展科目の学びにつなげていきます。
POINT 3
グループで取り組む探究型の学び
ジョイント・リサーチでは、様々な文理融合的なテーマに沿ってクラスが編成されています。関連した知識やスキルの習得を行うだけでなく、グループ単位で一から探究型プロジェクトに取り組んでいきます。知的な作業を進める中でのコミュニケーションを通して、物事に対する多様な視点を身につけることができます。
POINT 4
学生と教員が同じ目標に向かって共同作業
本学部では学生を教育機関の利用者ではなく、研究機関の一員と捉えて、学生と教員が共に同じ目標に向かって研究活動を進めています。各種の講義・演習科目やジョイント・リサーチで多角的な視点を養い、3年次秋学期の研究室配属後は、文化情報学の学びの総括となる研究活動を行います。