INTERVIEW
INTERVIEW
STUDENT INTERVIEW

データサイエンスで人間らしさを解明したい

東京都 武蔵高等学校出身
計算情報学研究室
2018年度生阪口 章弘さん

積極的に様々な経験を積み、楽しみながら学びを深めた

プログラミングに興味があり文化情報学部へ進学したものの、実は数学が得意ではなかった私。しかし、授業では数学の複雑な部分を最小限に抑えた上で統計の基礎を学ぶことができ、先生方も丁寧に指導してくださるので、苦手意識を持つことなく知識を深められました。また1年次からデータ科学基盤コースの有志で構成された数学の勉強会に参加し、メンバーと議論しながら解までの道のりを探したり、統計検定の勉強に取り組んだりしていました。一方で、「体験型教養科目」で京都の文化に触れた経験は、文化情報学への理解を深めデータサイエンスの意義を考えるきっかけになったと感じます。

人々を笑顔にするAIとは?「人間らしさ」を備えたAI開発に挑む

RPG制作ソフトで遊んだことを機に、プログラミングという限られた命令の組合せで広がる世界に魅了され、大学入学前からゲーム制作に関心を寄せていました。現在はPommermanというゲームを題材に、プレイヤーとなるAIの開発研究に取り組んでいます。拡大するゲーム市場、ひいてはこれからの社会において、AIの進化は不可欠です。卒業後は大学院への進学を考えており、人々に楽しい余暇時間を提供できる良質なAIの研究を深めることが目標です。単に計算能力の向上を追求するのではなく、例えば「疲れ」など、人間らしい挙動を再現したいと考えています。

関連する情報を見る