INTERVIEW
INTERVIEW
STUDENT INTERVIEW

幅広い学びで培った、自分の考えを論じる力

兵庫県 須磨東高等学校出身
日本文学研究室
2018年度生牧野 風夏さん

自主性を重んじる授業によって能動的な姿勢が育まれた

文化情報学部を志望したのは、歴史や心理学、データサイエンスといった様々な分野に興味があり、学びたいものを一つに絞れなかったからです。入学してみると、学修できる範囲は想像以上に広く、4年間では履修しきれないくらい魅力的な授業がたくさんありました。

1年次の頃は消極的で自分に自信がなく、グループワークやディスカッションに苦手意識がありました。しかし、自主性が求められる学びの中で、自分から何かをやってみたいという能動的な姿勢や、協調性、課題発見力、伝達力などたくさんの力が身についたと感じています。

百人一首の挿絵に込められた意味をデータをもとに探っていく

「ジョイント・リサーチ」の授業で、皇国百人一首の字母に関する研究にグループで取り組みました。データベース作成のための作業は大変でしたが、文化情報学会のポスター発表会で奨励賞を受賞するなど、貴重な経験ができました。その授業がきっかけで百人一首の奥深さを知り、卒業研究では挿絵について深く掘り下げることに。挿絵から現代とは違った解釈が見えてくることに面白みを感じています。これまでの経験や養ってきた力を生かし、自分なりの考えを論じられるよう研究を進めていきたいです。

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