INTERVIEW
INTERVIEW
STUDENT INTERVIEW

多彩な学びが力の源に

福岡県東福岡高等学校出身
芸術史研究室
2020年度生佐藤 慶次郎さん

文情を選んだ理由は?

文化情報学部で培った豊かな発想力で
時代の波を乗りこなす

「時代の流れにただ流されるのではなく、新たな技術を自分の力にする方法を学びたい。」そう考えるようになったのは、人工知能やデータサイエンスという最新テクノロジーに関する話題をSNSやニュースでよく目にするようになったからです。同志社大学文化情報学部を知ったのはそんな時でした。高校で文系を選択していても、プログラミングやデータサイエンスといった先端技術を学べることが分かり、入学を決意。次々と現れる新技術に対応するための知識を獲得したいと思っていた私にとって、これ以上ない選択肢でした。

文情での印象的な学びは?

壁のない自由な学びの場だから
互いに支え、高め合う関係を築けた

文・理の区別なく、幅広い分野を学べる環境は文情を選んで良かったと思う理由の一つです。特に印象に残っているのは、2年次の必修科目でもあるプログラミングの授業です。文系クラスから進学した私にとっては、初めて触れる内容が多く、分からなくなることもしばしばありました。そんな時は、理系出身の友人に納得のいくまで教えてもらうことで、自分のものにすることができました。逆に私の得意な科目は友達に教えるなど、学生間で互いに教え合い、高め合えるのも文化情報学部ならではの魅力です。

文情で身に付いた力は?

より正確に、より端的に伝える。
情報の「正しい使い方」を学べた

最大の収穫は、原因究明から解決策の提案まで、綿密に考えて伝える力を身に付けられたことです。一つの文化事象を、数理や歴史など複数の切り口から熟考した卒業研究が大きな糧になりました。テーマとして選んだのは、実家の和菓子店。将来、税理士となって実家を支えるという夢の実現に役立つ研究ができたのは文情だからこそです。数字を扱うのはもちろん、お店の文化的背景なども考慮してサポートすることが税理士には求められます。文情で培われた多様な視点から考える力は、必ず私を支えてくれる心強い味方です。

研究 PICK UP

4年間の集大成となる卒業研究。題材として選んだのは、「太宰府天満宮門前町の変遷と、和菓子屋・梅園菓子処の沿革について」です。オープンデータや実地調査から参道の商店数や構成、観光客数の推移などの情報を収集し、授業で身に付けたスキルを用いて分析。太宰府の現状を数字で可視化することを目指しています。卒業研究で得られた結果を活かして大宰府をさらに活気づけ、お世話になった町への恩返しすることが目標です。

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