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文理融合の
ユニークな学び

年次の垣根を超えた
知的交流の場

コロキアムとは「研究会」「討論会」などを示す語で、4年次生が卒業研究の中間発表を行い、1年次生と2年次生が共に学ぶ場となっています。2年次生は、1年次生との発表に関する議論を建設的な方向に導く役割を担い、議論の中で生み出された質問やコメントを1年次生と一緒に行います。上級生にとってはプレゼンテーション力向上のきっかけになり、下級生にとっては卒業研究の進め方を具体的にイメージする貴重な機会になります。学年を問わず同じ場で学習することは互いにとって大きな刺激になり、人間的な成長の場にもなっています。

「コロキアム」
「アドバンスト・コロキアム」
年次別 学習ポイント

「文化を科学する」ための、
基礎的な知識と技術を体験的に学ぶ

文化情報学部における文化資源、言語、行動、データ基盤の4コースについて、ジョイント・リサーチや卒業研究を進めていくために必要となる基礎的な知識と方法をグループ単位による演習形式で学びます。「文化を科学する」ためには、対象となる文化現象およびデータサイエンスの手法について講義を受け、知識を得るだけでなく、実際に探求を進めながら議論し、考えていく必要があります。それぞれの研究領域において、どのような探求活動がこれまでになされてきたのかを踏まえ、文化現象に関わるデータを収集・計測する手順を理解し、どのように実験・調査を進め、得られたデータを分析することができるのか、実践を通して学んでいくことが重要です。

文化・言語現象を対象とし、基礎的な探究型演習を行います。グループ単位での演習を通じて、先行研究・参考文献の探索、文献の読み方、興味深い現象の見方やデータ収集・分析方法などを学び、調査結果を論理的にまとめ、発表し、レポートを作成します。

人間の行動や社会に関わる現象を対象とし、基礎的な探究型演習を行います。グループ単位での演習を通じて、先行研究・参考文献の探索、文献の読み方、興味深い現象の見方やデータ収集・分析方法などを学び、調査結果を論理的にまとめ、発表し、レポートを作成します。

先端的な統計分析ツールの利用法を学ぶ

ジョイント・リサーチ、卒業研究の実施に向けて、実際に統計解析ソフトウエアを使用した基礎的なデータ解析の方法を習得します。データの要約・視覚化、データサイエンスによる具体的な解析の手法および解析結果の解釈の仕方やレポート作成の方法を学び、データを適切な方法で集計・解析し、レポートする能力を養います。

共同研究で切磋琢磨し、
学問の醍醐味を知る 

文化情報学演習において習得した文化の知識と「文化を科学する」ためのデータサイエンスのスキルを基に、文理融合的なテーマごとに編成されたクラスに分かれ、グループ単位でレベルの高い演習を行います。各研究室に分属された中で、4年次の卒業研究でどのようなテーマに取り組んでいくのかを視野に入れ、より専門的な観点から研究の基礎を学ぶことになります。グループ単位で議論を重ねていくことにより、得られたデータから問題を発見し、実験・調査を通して分析を行い、意味のある知見や解決法を導き出すことができるようになり、学問の面白さを実感できるはずです。同時に、グループ内での議論や協力関係の構築は、アカデミックな知的コミュニケーションを行うためのスキルの習得にもつながり、卒業研究を含めた様々な場面で他者の視点からも物事を考えていくことができるようになります。

『源氏物語』などの古典文学作品は、「書写」によって現在まで伝わっています。この書写という人間の行為は、誤字や脱字はもちろん、意識的な改変までも引き起こします。例えば、物語の途中で死んでしまったお姫さまを生き返らせたいと思ったことはありませんか?さすがに『源氏物語』のような完成度の高い作品では、物語の展開が大きく変更されることはないようですが、そんな書写者の「念願」が、同じ物語でも、様々なテキストを生み出すことがあるのです。これらのテキストの比較・分類には、独自に開発した文字列解析ツールや「Splits Tree」による分析がきわめて有効です。

言葉は「生き物」なので、本やインターネットにある言語資料だけでは不十分。調査対象となる言語を話している地域に実際に出かけて、母語話者に直接会ってインタビューをしなければならないことがあります。しかし、分析に必要な言語データを母語話者から引き出すためには、言語学的なテクニックが必要です。この演習では、グループで扱う言語現象を決定し、調査対象とする言語の母語話者をゲストとして招き、インタビュー調査を体験してもらいます。調査演習を通じて母語話者から言語データを引き出すテクニックを学び、データを正しく分析することができるようになります。

文化がどのように生み出され、継承されるのか理解する上で、身の回りにある文化現象がどのように認知されているのか考えてみる必要があります。例えば、スーパーでオレンジジュースを購入する際、パッケージの色は購買意欲にどのような影響を与えているのでしょうか?実験協力者に様々な色のペットボトルでオレンジジュースを飲んでもらい、その味覚を評価してもらうと、たとえ同じオレンジジュースでも、ペットボトルの色によって味が違っていると感じられることがあります。このように、味覚評価の結果を解析すると、視覚と味覚の関係を明らかにできるのです。

あるスーパーマーケットチェーンの1店舗のデータを用いて、商品の推薦と値引きを提案しました。
私たちは優良顧客を各店舗の月の売り上げの上位30%の顧客と定義。すると、優良顧客はきまった商品を購入する傾向にあることが分かりました(図1)。これをもとに、優良顧客が普段買うことのないような商品をword2vecによって推薦(図2)。私たちが提案する施作は、そこで推薦された商品を割引するクーポンを優良顧客に配布するというものでした。分析対象の店舗におけるクーポン利用率が15%であると仮定し、最適な値引率を算出しました。(図3)その結果,最適な割引率は8.5%であり、約60,000円の利益が出ることが分かりました。

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