INTERVIEW
INTERVIEW
GRADUATE INTERVIEW
同志社大学大学院
文化情報学研究科
文化情報学研究科
身体メディア研究室
2022年度卒業笠原 千聖さん
文化情報学部の自由な学びのおかげで
夢中になれる研究テーマに出会えた。
同志社大学大学院で、仮想空間における自分の分身「アバター」についての研究を行っています。身体の制約から「解放可能な身体」であるアバターの使用が、私たち人間にとってどのような意味を持つのかを解明することが目標です。学部生の頃から同じテーマを追究し続けています。ここまで熱中できるテーマに出会えたのは、自由に学べる文化情報学部ならではの環境があったからです。
CAMPUS STORY
1年次
印象に残っているのは、とにかく幅広い分野の科目を履修していたこと。文化情報学部の学生ならば、誰もが通る道です。異なる分野を学びながら、それらが融合することによって新たな知が生み出される面白さを学びました。そんな中で認知科学に出会い、自分の学術的興味はここにあるのだと気づきました。
2年次
様々な分野の先輩の研究発表を聞く授業に触発され、「自分はどんな研究をしたいのだろう」と考えました。具体的な研究テーマに触れることで、「自分の興味」が鮮明になっていきました。人に興味があった私は「身体に関わること」であれば何でも研究対象にできる身体メディア研究室を選びました。
3年次
コロナ禍で視聴していたVtuberの配信がきっかけで、生身の身体ではない「アバター」という存在に惹かれ、研究テーマとすることに。人を空間や時間の制約から解放し、誰もが多様な活動に参画できる社会を創る取組にアバターが貢献できることを知り、研究を通して新たな文化を創造できる期待に胸が躍りました。
4年次
指導教員の先生が、私を「研究者」として接して下さったことが嬉しかったです。対等な立場で議論してくださるからこそ、研究に一層身が入りました。
問くべき問いを立てることから結論まで、考え抜いて創り上げた卒業研究。そこで培った「学問を追求する楽しさ」が、今も研究を続ける理由の一つです。
問くべき問いを立てることから結論まで、考え抜いて創り上げた卒業研究。そこで培った「学問を追求する楽しさ」が、今も研究を続ける理由の一つです。