2024年7月から10月にかけて、文化情報学部設立20周年を記念して、ロゴマークとステッカーのデザインの募集と審査を行いました。
卒業生、在学生、教員、ご家族から、本学部らしさの光る作品をたくさんご応募いただき、感謝申し上げます。
厳選なる審査の結果採用したデザインをもとに精緻化し、ここにご披露いたします。

設立20周年記念ロゴマーク

最優秀賞受賞の諸岡さんより

ロゴマークデザインについて

このロゴは、文化情報学部(Culture and Information Science)の頭文字「CIS」をベースにデザインしました。近未来的なデザインを追求し、グレーやシルバーの色調を使って、洗練されたスタイリッシュな印象を目指しました。特に「S」の部分では、人間とデータを象徴するAIが手を取り合い、共に歩んでいく姿を表現しました。また、グラデーションを取り入れることで、AI技術と人間の営みである文化が融合し、発展していく様子を視覚的に表現しています。ロゴ全体から、私たちの学部が持つ先進性や独自のビジョンを感じてもらい、新たな価値を創造するきっかけとなることを願ってデザインしました。

授賞式でのコメント

この度は、最優秀賞に選んでいただいて本当にありがとうございます。文化情報学部での日々の学びの中で、文化がテクノロジーと結びつくことで生まれる新しい表現方法や、それが社会の仕組みや人々の暮らしをどんな風に変えていくのかということを考える機会が沢山ありました。その中で、皆さんと未来を切り開いていけたらなと、期待感を形にしたい!という思いを込めて、デザインしました。このロゴが学部の歩みや未来への希望を象徴するものになれば嬉しいです。支えてくださった方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ステッカー

最優秀賞受賞の中島さんより

ステッカーデザインについて

文化情報学部といえば、「文情」という略称が非常に印象的です。入学式当日、「ブンジョウはこちらに並んでください」というアナウンスを理解できなかったことを覚えています。
文化情報学部の一員であることをアピールできるステッカーにするため、この不思議な響きを持っている略称をデザインしました。様々なデバイスに貼ることを想定し、シンプルな仕上げにしました。

授賞式でのコメント

このたびは最優秀賞をいただき、ありがとうございます。
文化情報学部の魅力を正直うまく理解できないまま、私は卒業しました。現在はマーケティング領域でのデータ分析を仕事にしています。その中で、様々な分野でのデータ分析を学ぶことができるという文化情報学部の環境が、今に活きていると実感しています。文化情報学部に入学し、卒業したことは本当によかったなと思っています。ありがとうございました。

文化情報学部 阪田学部長より

20周年ロゴ、ステッカーデザインに多くの方々にご応募いただきまして誠にありがとうございます。いずれの作品も、文化情報学部に対する応募者様の思いや今後への期待が込められており、甲乙つけがたいものでございました。
ロゴマークデザインは在学生である応募者が、「私たちの学部が持つ先進性や独自のビジョン」を皆さんに感じてもらいたいという思いを持ってくださっていること自体に、在学生の文情愛が伝わってきます。数十年後に振り返ったとき、このロゴを見て、20周年当時がAIブームであったことを思い出しつつ、「先進性と独自性を追究するコンセプトはずっと変わらないね」と感じてもらいたいと思います。
ステッカーデザインは、卒業生の作品です。不思議な呼び名「ブンジョウ」の洗礼を受けた新入生が戸惑うエピソードに、在学生、卒業生の多くが共感したのではないかと思います。本学部卒業生ならではの発想に、文化情報学部のわかりにくさ、ブンジョウという響きの不思議さ、そして文情生の共犯的な仲間意識みたいなものが垣間見え、思わずクスッと笑ってしまいました。多くの方にステッカーを貼っていただきたいと思います。
20周年という節目に、とてもブンジョウらしいシンボリックなロゴ、ステッカーが誕生しました。これからの20年もよろしくお願いいたします。

関連リンク

・選考結果発表と授賞式(2024年11月)

・一次選考通過デザインへの一般投票(2024年10月)

・デザイン募集(2024年7月)