文理融合的な学びを実現するためには、いずれかに偏ることなく知識やスキルを得る必要があります。本学部では、文化情報学専門科目として文化科学系、データ科学系、先端・融合系の3つの科目群を提供し、入門から発展の縦方向、多様な分野に広がる横方向の学びを展開します。
多様な文化情報学の学びを興味・関心に応じて自分自身でデザインできるよう、必修科目数を極力抑えたカリキュラムとしています。1・2年次に幅広い学問分野の入門科目を履修するなか、自分の興味・関心を明確にした上で、3年次以降の発展科目の学びにつなげていきます。
ジョイント・リサーチでは、様々な文理融合的なテーマに沿ってクラスが編成されています。関連した知識やスキルを習得するだけでなく、グループ単位で一から探究型プロジェクトに取り組んでいきます。知的な作業を進める中でのコミュニケーションを通して、物事に対する多様な視点を身につけることができます。
本学部では学生を教育機関の利用者ではなく、研究機関の一員と捉えて、学生と教員が共に同じ目標に向かって研究活動を進めています。各種の講義・演習科目やジョイント・リサーチで多角的な視点を養い、3年次秋学期の研究室配属後は、文化情報学の学びの総括となる研究活動を行います。