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教員紹介

数理科学研究室
浦部 治一郎教授

浦部 治一郎 教授

プロフィール

京都生まれ、京都育ち。1975年、東京大学理学修士課程修了。1983年、京都大学理学博士課程修了。1978年に同志社大学工学部機械工学科(現:理工学部機械システム工学科)で主に数学関係の講義を担当。2005年の文化情報学部設立の際に移籍し、現在に至る。専門は、微分方程式の解の構造を明らかにする研究。担当科目は「数学基礎Ⅰ・Ⅱ」、「現象の数理Ⅱ」、「代数学」。

数学を用いて、現象に潜む法則を発見

社会の中に、生活の中に、
数学はたくさんある

数学と聞くと、受験勉強でやったいわゆる「純粋数学」のイメージが強く、どこか遠いもののように感じている人が多いのではないでしょうか。しかし、実は私たちの社会の中に、そして暮らしのすぐそばに数学はたくさん隠れています。

例えば、新聞のテレビ欄に載っている番組名。「!」がついている番組とついていない番組では、視聴率に差はあるのでしょうか。あるいは、漫画のオノマトペはどんな法則を持っているのでしょうか。普段何気なく見ている、感じているものの中には多くのデータが含まれています。どんな現象でもそこにはパターンや法則があり、数学を使えばそのメカニズムを発見することが可能なのです。何事でもまず「数える」ことから始めてみると、違った発見に出会えるかもしれません。

現象の構造を解き明かす

一口に「数学を使う」といってもさまざまな方法がありますが、私の研究室では微分方程式やデータサイエンスを用いることがほとんどです。とりわけニュートン力学に代表されるように、自然科学の世界で多くのシミュレートを可能にしている微分方程式は、社会科学や人文学の分野にも活躍の場があると考えています。

卒業研究の具体例を挙げると、「ゴレンジャー」などのスーパー戦隊シリーズがなぜ30年間も愛され続けているのかについて研究した学生がいます。悪の組織に焦点を当ててストーリーを計量的に解析し、一定の法則性を導き出すことができました。その他にも、「ノモンハン事件の地上戦における日ソ両軍の兵力損耗について ~ランチェスター・モデルの適用~」といったものから「倒産リスクをもとにした銀行ランキングの作成」などの経済学的テーマに挑むものまで、対象は多岐にわたります。

日本でまだ根付いていない、データサイエンス

アメリカなどの海外では、人文科学系や社会科学系の分野でもデータサイエンスを勉強するのが一般的ですが、日本ではまだまだ根付いていないのが現状です。現代ではビッグデータなどの解析がニュースで聞かれますが、データサイエンスの運用が当たり前になりつつあります。皆さんも、数学という「科学の言葉」を使って、誰もやったことのないことに挑む面白さを経験してみてほしいと思います。

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