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3つのポリシー

人材養成の目的

19世紀以来の目覚しい科学技術の発展により、人間社会は物質的な豊かさを享受してきたが、真に豊かな社会を築いていくためには、科学・技術の健全な発展に加え、人間に対する深い理解が必要である。

このため、人間の精神的・知的活動の表現としての文化にかかわる諸事象を、新たな視点で分析し、文化の基底にある人間の本質を明らかにすることへの重要性が高まっている。

文化情報学部は、文化にかかわる諸事象を様々な自然科学の分析手法を駆使して研究し、文化の基底にある人間の本質の理解を目指した教育研究活動を展開し、文科系の学問の背後にある個別的・人間的な発想法と、自然科学系の学問の基底にある普遍的・論理的な思考法の双方を兼ね備え、かつ、高い倫理観と責任感を有し、国際社会で活躍できる人材を育成し、次のような能力を修得することを目指す。

  • 1文化的あるいは社会的事象が持つ多様で複雑かつ曖昧な情報から,必要なデータを抽出し,そのデータに基づき事象を理解・分析することにより,問題の発見・解決能力を育成する。
  • 2データサイエンスとコンピュータを駆使した情報解析をその基礎から応用まで徹底的に学び,高度情報化社会で不可欠な,主体的に情報を収集,分析,判断,発信する能力を育成する。
  • 3科学・技術の根底にある普遍的・論理的な思考法と,人間の営みである文化の背後にある個別的・人間的な発想法の双方をバランスよく学び,特定の分野に偏らない柔軟な発想力を育成する。

アドミッションポリシー~求める学生像~

文化情報学部は、文化と人間に関する捉えがたい現象に対し、文理の枠にとらわれない柔軟な発想により、データサイエンスの知見と、文化領域の幅広い知識に基づいて、科学的探究を行えるような人物を養成することを目的としています。そのために、次のような学生を求めています。

  • 1人間をとりまくさまざまな文化現象に対する幅広い関心と探求心を持っている学生。
  • 2文理の枠にとらわれることなく新しい価値を見つけようとするチャレンジ精神がある学生。
  • 3共同作業を通して問題発見・問題解決に取り組む意欲がある学生。
  • 4バランスのとれた基礎学力と総合的な理解力を持っている学生。
  • 5文化と人間に関わる知識を活用して社会に貢献したいと考える学生。

履修しておくことが望ましい教科・科目

英語

文化情報学部では、幅広い文化領域の知識とデータサイエンスの手法を学び、文化と人間に関わる様々な現象の解明を目指します。そのためには、日本のみならず、世界の多様な文化を研究対象とし、英語で書かれた資料を読み解き、自らの意見や考えを英語で発信することが求められます。国語力は言うに及ばず、バランスのとれた高度な英語運用能力が必要になります。入学前までに、豊富な語彙力と正しい文法知識を習得しておくよう努めるとともに、4技能(読む・書く・聞く・話す)の一層の向上を心掛けてください。高等学校での学修に加えて、TOEFL®テスト・TOEIC®テストなどの外部試験を活用することも有用でしょう。

国語(現代文)

文化情報学部では、大量で複雑なデータを分析し、深く理解した上で、わかりやすく伝える力が必要です。具体的には、先行論文や口頭発表の内容を正確に把握し、客観的な証拠をもとに自らの意見を組み立て、豊富な語彙によって的確で簡明な方法で表現する能力、すなわち、国語力の涵養が求められます。できるだけさまざまなジャンルの本、特に論説文を中心に、初めて出会った語句や表現、論理展開の方法などに留意しながら、多読・精読に努めてください。これは、単にレポートや論文を書く時に役立つだけではなく、論理的思考力を養うのに必要な基本的訓練です。国語力は、大学での勉学・研究に求められる思考力そのものなのです。

数学

文化情報学部では、データサイエンスの手法を用いて、広い意味での文化現象の解明に取り組みます。そこでは、数学の諸概念の知識や数学的な考え方が非常に重要になります。単に計算ができる、問題が解けるなどの表面的な力ではなく、物事を論理的に深く考える力が必要となります。高等学校での数理系の学びにおいて、意識的にこれらの力を身につけるように努めてください。データサイエンスを用いてデータを解析するための知識技能として、統計学、情報学などの知識が必要であり、それらの知識の根幹をなすのは数学です。高等学校で学ぶ数学は、より高度な科学の基礎となるものであり、大学での学修のみならず、社会での活動において有用なものです。高等学校での数学の積極的な学びに期待します。

カリキュラムポリシー

文化情報学部では、従来なかったユニークなカリキュラムを導入することによって、文理の枠を越えて、人間と文化を解析できる人材の育成を目指しています。「文化クラスター科目」で文化の深みと広がりを学ぶとともに、「データサイエンス科目」では高度な探究の手法を身に付け、さらにそれらの力を総合して、「ジョイント・リサーチ」「卒業研究」で具体的な研究に取り組みます。

特長1:多くの科目からやりたいことが見つかる - 7つの科目クラスター群

人間の営みすべてを「文化」ととらえて研究対象にしますので、関心をもったものが、「研究対象」になります。当然、扱う範囲は幅広くなりますが、その個々人の興味にそれぞれ対応ができるよう科目を設置しています。上に見るように大きくは7つのクラスター科目群に大別されます。そのうち4つ(文化クラスター科目)は様々な文化の領域について専門的な知識を学ぶための科目群、他の3つ(データサイエンス科目)は文化を科学的な方法で研究するための技術と知識を学ぶための科目群です。 "文・理が交差する" 学部ですので、1つのクラスターに偏ることなくバランスよく学ぶことが将来の財産となることでしょう。

特長2:共同研究で切磋琢磨する - ジョイント・リサーチ

「ジョイント・リサーチ」と名のつく一連の科目では、参考文献の探索、文献の読み方、データの収集・分析方法、レポート作成方法など学問探究の基礎を学びながら、グループ単位での共同研究を行います。あらかじめ答えがあるという保証のない問題に対し、自分の創意工夫で取り組む能力は、現代の知識人の必須の能力です。自分とちがう考え・視点をもった友人と課題に取り組みことで、視野を広げてゆくこともこの授業の大きな目的です。

特長3:先輩-後輩間で刺激しあう - コロキアム

4年生にとっては自身の研究成果を発表、1・3年生はその発表を聴くことで「卒業研究」の進め方のイメージをつかんでゆきます。学年が異なる学生が同じ場で学ぶことは、互いに大きな刺激となります。単に学問上にとどまらず、人間的な成長の場となっています。

特長4:各界で活躍する学外講師から触発される - トピックス

文化といっても、大学入学前までに接することができるものは限られていて、知らないことがたくさんあるはずです。たとえば、「華道」「茶道」等の伝統文化。これらを知ることで新たな関心が喚起されるかもしれませんし、国際化時代において、自国・日本の文化を知ることは必須といえます。文化情報学部では、1年生からの導入科目として「トピックス」を設置しています。ここでは、池坊由紀氏(華道家元池坊次期家元)、千宗屋氏(武者小路千家官休庵 家元後嗣)、山口富蔵氏(京菓子司末富社長)、秦新二氏(シーボルト財団理事・作家)など各界で活躍されている錚々たる方々を講師として授業にお招きしています。

ディプロマポリシー~養成する能力~

文化情報学部では、卒業時に次のような能力を身につけていることを求め、そのために必要な教育プログラムを実施しています。

技能

文化と人間に関する複雑で捉えがたい現象に対し、仮説形成、データ生成、仮説検証に基づく科学的探究を行えるようになる

態度

文理の枠にとらわれず、他者の視点も取り入れる柔軟な発想により、文化と人間を捉えることができるようになる

知識

基礎から応用までのデータサイエンスの知見と、文化領域の幅広い知識に基づいて、科学的探究を行えるようになる

学部情報

学部学科名 文化情報学部 文化情報学科 開設年度 2005年4月
学位 学士(文化情報学) 定員 1学年294名
教員 27名 校地 京田辺校地

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