雅遊会の栞(は行)

 このページは、@学生が雅遊会でしたこと、A学生が大学でやった雅遊会で扱う分野に関わりそうなこと、B学生がこれは入れるべきだと思ったこと、C学生が関連語として入れたほうがよいと思ったことを用語集にしたページです。
 索引の語の先頭の四角はそれぞれ …古典関係 …和楽器関係 …歴史関係(古典関係に含まれる語を除く) …雅遊会・文化情報学部関係 …その他 を表しています。
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 はちだいしゅう(八代集)

 『古今和歌集』から『新古今和歌集』に至る8つの勅撰和歌集の総称。『古今』『後撰』『拾遺』『後拾遺』『金葉』『詞華』『千載』『新古今』のこと。(η)

 はぶらしたて(歯ブラシ立て)

 603教室にある歯ブラシを立てるための洗面用具。歯磨き粉も立てることも出来る。しかし、現在は本来の役目は果たしておらず、鍵置き場となっている。(η)

 ぱらさいと・いう゛(パラサイト・イヴ)

 角川書店より発行された瀬名秀明の処女作。第2回ホラー大賞受賞作品であり、おそらく瀬名秀明の作品ではもっとも有名なものであろう。
 ミトコンドリアをテーマに書かれた作品で今までにない斬新な発想と理系の専門用語が飛び交う小説である。
会長のお気に入りの一作であり、今でも読み返すことがある。(α)

 ひがんばな(彼岸花)

 ヒガンバナ科の花。よく田んぼの隅などに咲いている植物。たいてい、不吉な花とされている。リコリンという毒をもっているため、球根を食べることは控えるべきで、2時間ドラマでも題材になることがある。しかし、水にさらし続ければ食べることができるため、飢饉の時の非常食になる。
 会長はこの花が非常に好きでわざわざ買った。購入後、約一ヶ月で血の滴るような鮮やかな赤色の花を咲かせた。(α)

 ひさんぎ(非参議)

 参議を経ずに三位になった人、四位で参議を経験した人、四位で参議になる資格を持つ人のこと。(η)

 ひでんせんばづるおりかた(秘傳千羽鶴折形)

【『秘傳千羽鶴折形』つなぎ鶴ファイル】

 ひゃくにんいっしゅひとよがたり(百人一首一夕話)

 江戸時代、尾崎雅嘉による小倉百人一首の歌の解釈および歌の作者の説話を記した書。
 オープンキャンパスの模擬授業で紹介された。(η)

 ひょうたんまち(瓢箪町)

【『秘傳千羽鶴折形』つなぎ鶴ファイル4】

 びょうどういんほうおうどううんちゅうくようぼさつぞう(平等院鳳凰堂雲中供養菩薩像)

 平等院鳳凰堂堂内の壁に懸けられている52体の仏像。舞を舞っているものや楽器を奏でているものなど、それぞれの個性的な表情は見ていて飽きることがない。52体のうち51体が国宝指定を受けている。また、平等院ミュージアム鳳翔館では、この仏像をトランプにしたものが売られている。(η)

 ひょうぶきょう(兵部卿)

 兵部省の長官。官位相当は正四位下であるが、公卿が兼任したり、親王が任じられたりした。『源氏物語』では、蛍兵部卿宮や匂兵部卿宮、紫の上の父親で後に式部卿となる兵部卿宮のように沢山登場する。(η)

 ひょうぶしょう(兵部省)

 八省のうちの一つ。軍事に関することを掌った。長官はである。下に隼人司があるが、昔は兵馬司・造兵司・鼓吹司・主船司・主鷹司も下にあった。官舎は大内裏の中で、弾正台の東隣にあり、朱雀門が傍にあった。(η)

 びわ(琵琶)

 雅楽で用いる弦楽器の一つ。
 その気になれば5時間で習得可能な楽器。その代わり、左半身の筋肉にダメージを負うことになる。弦楽器のため、調律をする必要がある。
 ちなみに5時間というのは会長が必死になって習得した時間。その代わり2、3日の間は左半身が致命的なダメージを負ってしまい一苦労だった。ちなみに左手の小指にも注意。指の皮が厚くなった気になる。(α)

 びわけーす(琵琶ケース)

 琵琶を入れるための道具。独特な形をしているため、琵琶を立てたまま保管することも可能である。(η)

 びわたて(琵琶立て)

 琵琶を立てて置くための装置。
 見ていると鍬の形に似ている気がするので、持つと振り上げてしまう。(α・η)

 びわほうし(琵琶法師)

 平曲を奏でる人。耳なし芳一が有名。(φ)

 ふくとくいなりじんじゃ(福徳稲荷神社)

 現在書き換え中

 ふくをかいにいく(服を買いに行く・福岡に行く)

 会長が明日の予定を聞かれた際、自分の衣服を購入するために外出するという旨を伝えたかったときに発した言葉。しかし、一部で聞き間違えられて福岡に行くものだと誤解された。(η)

 ふしみいなりたいしゃ(伏見稲荷大社)

 現在書き換え中

 ふじわらのかねひら(藤原兼平)

 現在書き換え中

 ふじわらのときひら(藤原時平)

 平安時代前期の官人(871-909)。基経の子。母は人康親王の女。宇多・醍醐両天皇に仕え、若くして左大臣まで至る。六国史の最後である『日本三代実録』や『延喜格式』の編纂に携わった。901年、天皇の信頼を得ていた右大臣の菅原道真を左遷し、藤原氏の勢力拡大を一歩進めたが、39歳の若さで亡くなり、正一位太政大臣を追贈された。道真の崇りのためか時平の一族はみな短命であった言われる。また、藤原氏の本流も時平の子孫ではなく、弟の忠平とその子孫の方へ流れていった。
 雅遊会では、『大鏡』の左大臣時平の読書会をした。また、福田先生は「時平讒言ゲーム」というものを作ろうとしたことがあった。(η)

 ふじわらよんけ(藤原四家)

 藤原不比等の子供が興した四つの家の総称。南家・北家・式家・京家のこと。(η)

 ぶつめい(物名)

もののな(物名)(η)

 ふでのちょっとしたひっかかり(筆のちょっとした引っ掛かり)

 「可」を字母とする変体仮名「か」のこと。影印では筆がちょっと引っ掛かっただけで「か」と読むので見逃すことが多い。「う」と間違えやすい。(η)

 ふりーどりっひ・う゛ぃるへるむ・にーちぇ(フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)

 現在書き換え中

 ぶれいん・う゛ぁれー(ブレイン・ヴァレー)

 瀬名秀明の作品の一つ。第19回日本SF大賞受賞作品。『パラサイト・イヴ』についでの長編作品であるが、ホラー部門ではなく普通の角川文庫として売り出された。上下巻構成で出来ている。『パラサイト・イヴ』ではミトコンドリアがテーマであったが、今回は脳について書かれている。ちなみに、別冊として他の研究者の意見が書かれたものも出ている。
 会長はこの作品で脳に関することを勉強することになった。その後に『アリス』と出会い、このときの知識が役に立った。(α)

 ぶんかざいがいちゅうじてん(文化財害虫事典)

【高橋先生の研究室・華麗なる備品コレクション1】

 へいきょく(平曲)

 『平家物語』を琵琶を弾きながら独特の調子で琵琶法師が語る。最近の人には睡眠効果もあるらしい。(φ)

 へいけものがたり(平家物語)

 鎌倉時代に書かれた、源平合戦についての軍記物語。信濃前司行長の創作だという説もあるが実際のところ分かっていない。(κ)

 へいじものがたり(平治物語)

 平治の乱について書かれた軍記物語。作者は不明で、鎌倉時代に成立した。(η)

 べいずていり(ベイズ定理)

 一般的には現象が起こったとき、その原因の確率を求める定理である。
 例えば、スポーツの試合を考えてみよう。晴れたとき試合に勝つ確率を0.6、雨のとき試合に勝つ確率を0.4として、晴れ、雨の確率をそれぞれ0.5とする。
 試合に勝つ確率は、0.5×0.6 + 0.5×0.4で計算できる。ここでベイズ定理を用いると、結果として試合に勝ったとき、その日の天気が晴れ(または雨)であった確率を求めることが出来る。
 晴れの場合を式にして表すならば、0.5×0.6÷(0.5×0.6 + 0.5×0.4)である。この式を見てみるとベイズ定理は試合に勝つ確率の中で、晴れのとき勝つ確率が占める割合とも考えることが出来る。
 印刷をする際にはベイズ定理の大量発生にご注意を……。(α・σ)

 へんなものみた(変な物見た)

 矢野先生の名言。一瞬視界に入った変な格好をした学生が本当に変な格好をしていたのかどうか確認するさいに発した言葉。
 転じて、学生も何か変わったものを見た際に、使用するようになった影響力のある言葉。(η)

 へんねんたい(編年体)

 歴史書において起こったことを年代順に記していくやり方。『日本書紀』や『続日本紀』がその代表といえる。(η)

 ほうげんものがたり(保元物語)

 保元の乱について書かれた軍記物語。作者は不明で、鎌倉時代に成立した。弓の名手だった源為朝が大きく扱われている。(η)

 ほうふてんまんぐう(防府天満宮)

 山口県防府市にある神社。日本三大天神の一つ。菅原道真が大宰府に向かう途中、周防の国司の土師信貞の館に滞在し、酒垂山に登ってそこから見える景色に感動して、「身は筑紫にて果つるとも、魂魄は必ず此の地に帰り来らん」と誓った。そしてその地に道真が亡くなった翌年(904年)、社殿を建てたことに始まる。日本最初の天満宮といわれる。JR防府駅からは徒歩15分くらいで行くことができるが、階段が少しきつい。(η)

 ほうらい(蓬莱)

【『秘傳千羽鶴折形』つなぎ鶴ファイル2】

 ほうりゅうじ(法隆寺)

 奈良県生駒郡斑鳩町にある寺院。南都七大寺の一つ。用明天皇が病気の平癒を願い寺を造ろうとしたものの実現せずに亡くなり、その遺志を継いだ推古天皇と聖徳太子により造られた。世界最古の木造建築や百済観音像、救世観音像、玉虫厨子、夢違観音像(→会長の日記(Interlude))などの貴重な文化財の宝庫となっており、1993年にはユネスコの世界文化遺産に登録された。(η)

 ほくえつせっぷ(北越雪譜)

 江戸時代、鈴木牧之の記した雪国の生活に関する書。川崎先生の愛読書でもある。(η)

 ほたるひょうぶきょうのみや(蛍兵部卿宮・螢兵部卿宮)

 『源氏物語』の登場人物。桐壺帝の皇子。源氏の弟。右大臣の娘と結婚するが死別。玉鬘に求婚し、源氏の計らいで蛍の光で玉鬘の姿を見たりもするが、結局玉鬘は鬚黒と結婚してしまう。また、朱雀帝の皇女、女三宮の婿の候補に上がるものの、女三宮は源氏への降嫁が決まり嘆いた。その後、鬚黒の娘の真木柱と結婚し、娘を一人儲けるものの、亡き妻を忘れることはできなかった。源氏とは母は違うが仲はよく、紫の上の死後、誰にも会おうとしなかった源氏でもこの宮とは会って歌を詠んだ。また、琵琶の名手でもあった。『源氏物語』の中では結構登場するものの、中心になるような人物ではないため、高校の教科書や国語便覧の『源氏物語』の登場人物の系図では載るか載らないかの境界線にいる人物でもある。また、名前の「蛍」を「螢」と旧字を使用する場合もある。個人的には旧字で書いたほうが格好良く見えると思う。しかし、旧字の「螢」は“ほたる”と入力しても変換候補にあがらないのが残念だ。(η)

 ほわいとぼーどうら(ホワイトボード裏)

 ホワイトボードの裏側のこと。603教室においては専ら疲れたときの気分転換(?)として数学の証明式が書かれる。(κ)

 ほんいんのおとど(本院大臣)

 藤原時平のこと。邸が本院と呼ばれていたことによる。因みに中御門大路と堀川小路の交差点の北東にあった。(η)

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