文化情報学研究科とは
人材養成の目的・研究科情報
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人材養成の目的・研究科情報

人材養成の目的

文化情報学研究科では、文化の諸現象を、感性の視点、知性の視点、科学の視点など多様な視点から捉え、異なる学問分野の知識を有機的に結合して研究活動を行い、学際的な研究能力の涵養と、新たな学問分野を開拓できる能力の啓発を教育研究上の理念、目的としています。

これら教育研究上の理念、目的を達成するために、(1)文化の計量的、数理的解析、(2)文化の感性的解析、(3)文化の科学的解析、(4)これらの解析を支える基礎学問の4つの領域を教育研究の柱とし、各領域が連携して文化の諸事象・現象を対象に高度な教育研究活動を展開します。

具体的には、文化の諸現象に関する深い知識、感性情報の測定および解析法、知的活動の表現としての芸術に対するデータ化手法、文化的創造物の物理的、化学的測定および分析法、複雑かつ曖昧な文化現象を解析する数理的手法など、多様な学問分野を融合した教育研究活動を展開することにより、後期課程では、文化の諸現象を多様な視点で解析し、文化に関する新たな研究手法を開発する能力、新たな学問分野を開拓する能力などを有する、国際社会で活躍できる研究者の育成を、前期課程では、柔軟な発想のできる広い視野を有し、社会で生起する多様で複雑な諸問題に的確に適応できる柔軟な発想能力を有する高度な専門職業人の育成を目指します。

前期課程の修了者は社会のあらゆる分野で活躍できると考えており、特に、さまざまな文化事象に対する深い理解力とともに情報分析能力を身に付けていることから、博物館、埋蔵文化センターなどの研究機関、新聞社・テレビ局など報道関係および公共機関や企業の研究分野・調査部門の分野での活躍が期待できます。また、後期課程の修了者は大学や国・地方公共団体の文化財保護関係部門、博物館、美術館などの研究機関で研究員として活躍することが期待できます。

これらのことを具現化するため、各課程で以下の研究指導を実施します。

前期課程

前期課程では、研究領域の専門的知識のみならず、幅広く高度な知識・能力を身につけさせるため、(1)数理的文化解析領域、(2)感性的文化解析領域、(3)科学的文化解析領域、(4)文化解析基礎領域の設置科目を幅広く履修させたうえ、各領域に設置した研究指導科目である数理的文化解析研究実験、感性的文化解析研究実験、科学的文化解析研究実験、文化解析基礎研究実験のいずれかの研究実験一つを必ず履修させ、修士論文の研究指導を実施します。

また、自らの研究分野の位置づけと問題意識を認識し、自立して研究活動を行うことができる能力を涵養するため、産学連携や共同研究などに参加させ、実践的な環境下で研究指導を受けられるよう配慮するとともに、国内学会・会議で1件以上の発表と紀要・学会誌等に1件の投稿を達成させ、専門分野のみならず、文献読解能力、論文執筆技法、プレゼンテーション資料作成技法、プレゼンテーション技法、問題解決能力を身につけさせることを目標にして指導を行います。

後期課程

後期課程においても、博士論文の研究指導だけではなく、上記の四つの領域の教育研究内容に関連した授業科目を設置し、主指導教授の教育研究領域とは異なるすべての領域の授業科目も含めてバランス良く履修するとともに、他領域の教員からも研究指導を受ける複数指導体制とし、ひとつの領域だけでなく、関連する分野の基礎的素養を涵養し、他の領域の研究方法も修得させ、豊かな学識を有する研究者の養成を目指しています。

また、年1回の国内会議、修了までに国際会議での口頭発表1件、査読付学術誌論文1篇の採録を達成させるなどの客観的な評価も取り入れて、研究能力のみならず、英語論文執筆技法、英語プレゼンテーション技法、ディスカッション能力、問題発見・解決能力を身に付けることを目標にして指導を行います。



研究科情報
研究科専攻名 文化情報学研究科 文化情報学専攻
開設年度 2007年4月
学位 博士課程(前期課程):修士(文化情報学)
博士課程(後期課程):博士(文化情報学)
定員 博士課程(前期課程):1学年30名
博士課程(後期課程):1学年2名
校地 京田辺校地